プリンターは故障や新しい機種の発売などをきっかけに、買い替えを検討する方が多いでしょう。プリンターがまだそれほど年数が経っていない場合、捨てるのではなく売って処分することも可能です。
この記事では不用品回収のプロが、どのような場合にどのような方法でプリンター処分をするのがよいのかを、お教えいたします。
家庭で新しいプリンターを購入すると、それまで使用していたプリンターは不要になります。不要になったプリンターは処分しなければなりません。
プリンターを処分する一般的な方法は以下の5つです。それぞれの処分方法の特徴や、ほかの方法との違いを知ったうえで、最適な処分方法を選んでください。
- リサイクルショップに売却する
- 家電量販店やメーカーで下取りしてもらう
- オークションサイトやフリマサイトへ出品する
- 不用品回収業者に依頼する
自治体で処分してもらう
自治体で処分してもらう場合には、一般的には粗大ごみとして処分を依頼します。自治体に予約をして指定の日時に指定場所に出す場合や、自分で処分場に持ち込むなど、自治体ごとに異なるので確認して処分しましょう。
また、自治体によっては指定のゴミ袋に入る大きさのプリンターであれば、粗大ゴミではなく一般ゴミとして不燃ゴミまたは可燃ゴミに出せることもあります。分解して不燃または可燃ゴミに出せる場合もあるので、事前に自治体に確認してください。
リサイクルショップで売却する
購入後あまり年数が経っていないプリンターで、問題なく使用できる状態であれば、リサイクルショップに買い取ってもらうこともできます。どのリサイクルショップでも買取ができるわけではなく、電化製品の取り扱いがあるリサイクルショップでなければなりません。
ただし、ショップに持ち込んで査定をしてもらわなければ買取が可能かどうかがわからないので、面倒に感じてしまうかもしれません。
家電量販店やメーカーに下取りしてもらう
家電量販店やメーカーのオンラインショップでプリンターを購入すると、現在使用しているプリンターの下取りサービスを利用できる場合があります。下取りには購入するプリンターの価格など、さまざまな条件があります。下取りを希望している場合には、購入する前に下取りサービスについて確認してください。
オークションサイトやフリマサイトへ出品する
オークションサイトやフリマサイトに出品する処分方法もありますが、買い手が見つからなければ売却できません。リサイクルショップの場合はショップが買い取れるかどうかを判断しますが、オークションやフリマサイトの場合は直接買い手に売却します。買い手との間でプリンターの状態に対する認識が異なる場合には、トラブルが起こることもあるので注意が必要です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して処分してもらう場合、こちらから持ち込むのではなく、業者が自宅まで回収しに来てくれます。梱包する必要もなく、そのままの状態で引き渡せるため、非常に手軽です。連絡したその日のうちに回収に来てくれることもあり、急いで処分したい時などにおすすめの方法といえます。
古くなったプリンターを処分する前に、注意すべきことは大きく分けて2つあります!
- データの削除
- インクの処分
処分の前に上記を行い、確実にできているか確認してから処分しなければなりません。どのようにすればよいのか、詳しく解説します。
データを削除する
最近のプリンターはハードディスクやメモリーが搭載されているプリンターがほとんどです、読み取ったデータがプリンターの内部に記録されています。処分する前には必ずデータを削除しましょう。
また、プリンターの内部だけでなく、USBメモリーやSDカードを刺したままになっているケースも見られます。処分をする前にはしっかりと確認してください。
インクカートリッジ・トナーカートリッジを処分する
インクカートリッジやトナーカートリッジはリサイクルが可能なので、自治体で指定された方法で処分してください。自治体によって家電量販店やそのほかの施設に回収箱が用意されている場合があるので、その場合は回収箱に入れましょう。可燃ゴミ、または不燃ゴミに出して処分する自治体もあります